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ゲームレビュー、書評、その他

ゲームメーカーの創業当時の業種

浜村通信(古い)の話があまりにも面白かったので、他にもないか調べてみた。

まずは記事のおさらい。

例えば、パソコンの方の話だけど、コーエーさんなんて元々は繊維屋さんですよ。
軽工業がどんどん傾く中で、社長の誕生日に奥さんがパソコンをプレゼントしたんです。それで社長が作ったのが、『シミュレーションウォーゲーム 川中島の合戦』と『投資ゲーム』。これなんて、文字通りの自作ゲームです。それを夫婦が手でテープにコピーして、パソコン雑誌に通販のモノクロ広告を出したのが、ゲーム会社としての始まりです。

スクウェアだって、慶応大学の近くにあったパソコンショップが始まりです。そこに、鈴木尚さんや坂口博信さんのようなゲーム好きが集まりだして、一定の人数が来たところで、ショップを閉めてパソコンゲームを作る会社に切り替えた。

ハドソンだって、元々はICチップを売っていたようなショップで、悪く言えば、"ジャンク屋"です。

よく考えたら当時はゲームなんて売れるかどうか分からんからいきなりゲームメーカーは作らんか。
他にもないかwikipediaで調べてみた。

任天堂

任天堂 - Wikipedia

1889年に花札の商店として創業した老舗。

これは有名。

コナミ

コナミ - Wikipedia

1969年3月21日に大阪府豊中市で創業、1973年3月19日に法人化された。ジュークボックスのレンタル・修理業を経てアーケードゲーム事業に参入した。

テクモ

テクモ - Wikipedia

当初は建築物管理(ビルメンテナンス)を行っていた。以降、以下に記すようにビルメンテナンス→テナント・店舗管理→自社で店舗運営→ゲームセンターなどアミューズメント事業アーケードゲーム→テレビゲームと事業を変えて行く。

エニックス

エニックス - Wikipedia
福嶋康博 - Wikipedia

1974年に個人経営会社・営団社募集サービスセンターを創業。公団住宅の空き情報誌配布を事業化し成功。翌年には株式会社営団社募集サービスセンターを設立し、代表取締役社長に就任する。

1982年、営団社募集サービスセンターの新規事業としてゲームソフト企画販売を行う会社・株式会社エニックスを設立。

セガ

セガ - Wikipedia

1951年に外資系のジュークボックスの納入・メンテナンス会社として創業

ジュークボックス関連、コナミに次いで2つ目。

フロム・ソフトウェア

フロム・ソフトウェア - Wikipedia

1986年11月創業。当初は大型汎用コンピュータ向けを中心としたビジネスアプリケーション開発を手がけており、豚の餌やり管理といった農業系アプリを開発していたという。

フロムって会社名が固いイメージだったけど、元々の事業から来てるんかな。

タイトー

タイトー - Wikipedia

ユダヤウクライナ人の実業家、ミハイル・コーガンが、個人営業の輸入会社となる、太東洋行を設立する。「太東」とは「極東の猶太(ユダヤ)人会社」を指すという。

タイトーってウクライナ人、しかもユダヤ系が創業人なのか。。!

スパイク

スパイク (ゲーム会社) - Wikipedia

1989年(平成元年)に出版事業を手懸ける有限会社みずきとして創業。


カプコンチュンソフトは創業時点でゲームメーカーみたいだね。
ナムコなんかは1955年創業なのにいきなりアミューズメント事業やってる。
すごいなぁ。今何やってんだか。


元記事に戻るけど、やはり参入障壁の低くて、既存勢力の強力でない媒体・メディアはビッグバン起きるね。PS2時代くらいからどんどん開発費が高騰して停滞したけど、PS4/WiiU/XboxOne(Xboxは360で既にそういう機運あったか)でまたインディー系が盛り上がりそうな気がして少しうれしい。まぁスマホには勝てないんだろうけど。